ホワイトハウスのWebサイトはバイデン大統領就任後のリニューアルでもWordPressだった件

ホワイトハウスのWebサイトはバイデン大統領就任後のリニューアルでもWordPressだった件
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アメリカ合衆国ホワイトハウスのWebサイトがWordPressで構築されていることはご存じでしょうか。始まりは、トランプ政権時代の2017年12月のリニューアルにて、CMSがDrupalからWordPressに変更されたことです。

今回の大統領選でバイデン氏が大統領となり、ホワイトハウスのWebサイトが再度リニューアルされましたが、今回のリニューアルでもWordPressが採用されています。バイデン氏はキャンペーンサイトでもWordPressを採用しており、その機能を引き継ぎブラッシュアップされたようです。

キャンペーンサイトはWide Eyeという広告制作会社が開発を担当し、多言語化(スペイン語)やアクセスビリティ(ダークモード)の機能がつきました。特徴的なのは、アクセシビリティー宣言のページが設けられていることです(現在はホワイトサイトの同名ページにリダイレクトします)。

ホワイトハウスの新サイトも同じ制作会社が開発しており、キャンペーンサイトにあった多言語化やアクセスビリティの機能は元より、WordPressとは思えないほど高速化されています。

アクセシビリティの例として、黒を基調とした「ダークモード」デザインとの切り替えができるようになっています。ホワイトハウスのサイトにダークモードが導入されるのは初めてのことだそうです。さらに、レイアウトを維持しながらサイト内のテキストを大きく表示する「ラージテキストモード」の機能も組み込まれました。先述したアクセシビリティー宣言のページも存在します。

ところで、海外のソフトウェアには昔から「イースターエッグ」と呼ばれる遊び機能が存在しますが(例えば昔のExcelでは特定のキーを押すと、小さなシューティングゲームやピンボールゲームが起動しました)、バイデン氏のホワイトハウスサイトにもいくつかのイースターエッグが埋め込まれているようです。たとえばこのサイトのテーマはGutenbergが元になっていますが、スタイルシートにはテーマのバージョン番号が「46」と書かれています(バイデン氏は第46代目大統領)。また、HTMLのソースコードには、ホワイトハウス直属のエンジニアチーム「US DigitalService」からのメッセージ「If you’re reading this, we need your help building back better」が隠されていました。

WordPress Tavernの記事によると、ホワイトハウスには毎月25億のページビュー(そのほとんどはアメリカ国外から)があるとのことですが、大量のアクセスにも関わらず、このサイトは驚くほど高速化されています。もちろんセキュリティも万全です。

もしかしたら今後、日本の政府のサイトでも、WordPressが選択肢となる未来が来るかもしれませんね。

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