KUSANAGI導入により月間3200万PVのサイトと同居してもパフォーマンス良好

KUSANAGI導入により月間3200万PVのサイトと同居してもパフォーマンス良好

こんにちは、吉政創成 菱沼です。

今回ご紹介するのは公開直後134万PVを獲得したWebメディアの事例です。

この企業では他にもニュースサイトを運営しており、その運用基盤にKUSANAGIを採用していました。新たに公開したこのサイトも同じサーバ上に立ち上げましたが、どちらのサイトもパフォーマンスが劣化することなく運用できているといいます。その詳細をご紹介していきます。

月間3200万PV+134万PV獲得の新規サイトが乗ったWebサーバでもトラブルなし

この事例のニュースサイト(fumumu)は、公開直後134万PVを獲得し、現在は月間1500万PV(2020年4月時点媒体資料)と順調にPV数を伸ばされています。このサイトは既存のニュースサイトを運用しているサーバ上に構築されました。

既存のニュースサイト(しらべぇ)はKUSANAGI上で構築されており、同サイトの事例を掲載した時点で月間3200万PVを獲得していましたが、現在は月間7,637万PV(2020年12月時点媒体資料)と、さらにその閲覧数を伸ばしています。

現在、同じサーバ上にあるかを私は確認しておりませんが、しらべぇが乗っているサーバにfumumuが同居した時点で、しらべぇは月間3200万PVを超していたことは確実です。そこに、fumumuが公開直後に134万PVを獲得しても問題なく稼働し、パフォーマンスも劣化しなかったことを考えると、KUSANAGIの効果をうかがい知ることができます。

KUSANAGIで管理負担も軽減、本業に集中できるように

パフォーマンス面で良好な結果を打ち出したKUSANAGIですが、利点は他にもあったようです。

それはサーバの構築・管理の手間を削減できたことと、コストを低減することができたことがあげられるそうです。特に、KUSANAGI導入前にはサイトのパフォーマンスを上げるために様々な努力をしてきたそうですが、導入後からは特に手をかけずに済んでいるようで、本業に集中することができるというメリットを感じているとのことでした。

メディアサイトは、外部のニュースサイトに配信されるとアクセス数が突発的に急増することが多々あり、それが原因でサイトが落ちてしまうことがあります。

サイトがダウンしてしまえば、その間、閲覧者を逃すことになります。また、アクセス数が増加するたびにサイトのパフォーマンスが落ちればWebの表示にも時間がかかることになります。

そうしたことが頻繁に起これば、閲覧者側は「ああ、このサイトか。どうせまた表示できない(遅い)んだろうな」などという、よろしくない印象を抱えることになり、すぐに離脱するか、今後はアクセスを控えるという可能性もあります。

実際、googleは2018年にサイトの表示に3秒で32%、5秒で90%、6秒で106%、離脱率が上がると公表しています。

自身の行動を振り返ってみても、遅すぎれば直帰しますし、悪印象を抱いたサイトの名前は意外と印象に残っており、よほど興味が引かれるタイトルでなければその後、クリックすることはありません。また、マーケティング部門の立場から広告媒体としてみた場合、頻繁に落ちるサイトに、限られた販促予算を預ける気にはなりません。

つまり、KUSANAGIサーバ上にサイトを立ち上げた結果、同サイトは安定したサイト運営と、コスト削減、サーバ管理負荷の軽減以外に、広告媒体としての信頼性も担保することができているということになります。

事例のご紹介

では最後に、この事例の概要をご紹介します。詳細はぜひリンク先でご確認ください。

公開直後140万PV獲得の「fumumu」、アクセス過多でも安定運用できるその秘密

株式会社NEWSY / fumumu(フムム)

<課題>

管理運用費の削減、リソース不足によるサーバ構築の手間

<効果>

・管理運用費の削減成功
・「しらべぇ」との同居環境によるサーバ構築の手間を省略
・問題が発生した時にもすぐに対応されるサポート体制を手に入れた

<お客様コメント>
正直、インフラの部分は「KUSANAGI」で問題がないので、特に考えていません。どちらかと言えばWordPressのアプリケーション側で追いついていない部分をどうするか考えています。「KUSANAGI」を入れてから1年半くらい経っているので、その辺の信頼性は十分実感しています。

事例の詳細は⇒https://www.prime-strategy.co.jp/achievements/jirei_fumumu/

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