WordPressにおけるIE 11のサポート終了計画

WordPressにおけるIE 11のサポート終了計画
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日本でのIE 11の使用率はまだ7%ほどあり、Chrome 87.0、Chrome for Android、Edgeに続く第4位の位置を占めています。しかし世界的にはIE 11の使用率は約1%(9位)にまで落ち込みました。

3月初旬に、WordPressの開発メンバーはIE 11の使用率が全体の約1%になったことを受けて、IE 11のサポートを打ち切ることについて話し合い始めました。そして3月末には、メンバーの大半がIE 11のサポート終了に向けて動き出すことに同意したことが確認され、サポート終了までのスケジュールを立てることが決定されました。今のところリリース5.8、あるいは、5.9でのサポート終了が検討されています。

どちらのリリースで対応するかという最終的な判断は、5.8のリリースチームに委ねられていますが、このチームは現時点ではメンバーが確定していません。リリース5.8のチームは4月から5月にかけて最終的に決定され、IE 11のサポート終了をどのように進めるかを決めることになります。

もし5.8のリリースでIE 11のサポート終了が選択された場合、その後のマイナーバージョンのいずれかで、BrowseHappy(古いブラウザを使っているユーザに最新版へのアップグレードを呼びかけるプロジェクト)での通知を更新することが提案されました。

Microsoft 365のアプリやサービスは、2021年8月17日をもってIE 11のサポートを終了します。WordPressと同じPHPで書かれたCMSであるDrupalは、2022年6月にリリースされる予定のDrupal 10でIE 11のサポートを終了することを決定しました。IE 11を使用しなければならない場合は、2023年末までDrupal 9のLTSリリースを使い続けることができます。このDrupalの事例は、WordPressがこれから直面する問題とほぼ同じプロセスをたどっています。

サポートが終了したブラウザを使ってwp-adminにアクセスした場合にどうするかという議論もされています。おそらく、wp-adminにアクセスできない理由と、取るべき手順を示すフレンドリーなメッセージが表示されることになるでしょう。

もしIE 11を対象としたWordPressサイトを制作・運営されている場合は、今後の情報にご注意くださいね。

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