こんにちは、吉政創成 菱沼です。
こちらの記事ではKUSANAGIユーザーフォーラムにあるトピックスをご紹介しています。
フォーラムにはKUSANAGIに関する些細な質問から、インストール時・運用中の悩みまでいろいろな情報が投稿されます。課題を抱えている方はぜひご参加ください。
今回はECサイト向けのプラグインとして世界的に人気の高いWooCommerceに関連するトピックスをご紹介します。
■コロナ禍でECサイトは大人気。
この1年間、ECサイトにはとーーーってもお世話になりました。それは私に限らず、きっと多くの方が今まで以上にECを使用してきた1年間だったと思います。
実際、食品ロスを削減するためのサイトが開設された際には大きな話題になっていましたし、各企業の2020年度決算報告ではEC売上が増加したというニュースもちらほら見かけます。
また、このコロナ禍で海外への展開が思うように進まなかった部分は大いにあると思いますが、ここにきてECを活用した販売経路の確立が活発になってきているようです。例えば、東京都は伝統工芸品を欧州向けに販売するECサイト（参考）を、日本食品海外プロモーションセンター（JFOODO）はAmazon特設サイトを活用した日本茶のオンラインプロモーション（参考）を開始しました。JETROのサイトを見ているだけでも、各分野の商品プロモーションを、オンラインを活用して行っていることがよくわかります。
企業の視点からみても、やはり非対面非接触でも売上をある程度確保できるECに期待を抱いている企業は以前に比べて増えていることかと思います。
■WordPressでECサイトを作れる専用プラグイン
では肝心のECの実現方法といえば、ECサイト構築専用のパッケージや、フルスクラッチ、ASPなどを利用して構築したり、既存のネットショップへ出店したりと様々な方法がありますし、WordPressを使ってECサイトを立ち上げるということも可能です。
それを可能とするのがECサイトに必要な機能が使えるようになっているプラグインの存在です。
WordPressで使用できるECサイト用プラグインはWooCommerceやWelcart、Shopifyなど様々です。
最終的にどの方法で行うかは各企業のポリシーや予算が大きく影響しますので、どれがおすすめかは申し上げられませんが、どの方法でも注意しなくてはならないのはクレジットカード情報の取り扱いだと思います。
クレジットカードの情報を一時でも保存、処理、または伝送するのであれば、クレジットカード業界の情報セキュリティ基準であるPCIDSSに準拠する必要があります。その準拠要件の一つにWAFの導入が入っています。外部の決済サービスを通す場合であれば準拠は必須ではありませんが、WAFはあった方が企業も顧客も、お互いに安心だと思います。もしWordPress＋KUSANAGIで構築する場合はWAFオプションをぜひご利用ください。
さて、今回ご紹介するトピックスはWooCommerceを導入したものの、挙動が上手くいかないというトピックスです。プロビジョニング時にWooCommerceをインストールする方法の記事への誘導もありましたので、ご興味のある方はぜひのぞいてみてくださいね。
——————–* 寄せられたご質問 *——————–
kusanagiに乗せていないサーバーでは特に問題ないのですが、
同じテーマや設定で
woocommersのショッピングカートにアイテムが表示されない、カートからアイテムが削除できない、といった問題がでてきております。
キャッシュ除外にカートのページのアドレスなど入れてみたのですが、解決せずで、どこを直せばいいのか分からず困っております。
—————————* 回答 *—————————
キャッシュ除外を設定しているとのことですが、そもそもECサイトではページキャッシュの利用はお勧めできません。
bcache、fcacheを有効にしているようでしたらまずはページキャッシュを無効にして確認してみてください。
（QAは一部抜粋のため、続きは以下をご覧ください）
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皆様のご参加お待ちしております。
