Web構築時の要件にPageSpeed Insightsのスコアを入れるべき


多くのWeb構築の依頼主、Googleなどの検索エンジンの上位に自分のサイトが掲載してほしいと思っていると思う。せっかく作るんだから、多くの人に見てほしいと思うのは人情だし、企業のサイトであれば、投資対効果の観点でもターゲットキーワードで検索順位が上位に出たほうが良いはずだ。

そして、日本の検索エンジンのシェアは以下の通りである。

ほぼ大半の日本人がGoogleを検索エンジンとして使用しているのである。この状況において、起業であれば、まずはGoogleでの検索順位を優先的に意識するべきだと思うのである。

そうであれば、最近Googleが提供している以下のGoogleツールの結果を納品要件にするべきと思う。どんなに凄いコンサルタントの発言よりもGoogleのツールの結果を重視するべきである。結果が間違っていてたとしてもGoogleはそのツールの結果をもとに検索順位を決めているからである。私が考える主要なGoogleツールは以下である。

・PageSpeed Insights(ページ毎の表示スピードを計測する)
・TEST MYSITE(サイト全体の平均表示スピードを計測する)
・モバイルフレンドリー(モバイルに適した画面かどうかを計測する)
・Search Console(サイト内分析の総合ツール)

自社のWebサイトをこれらのツールでチェックすれば、何がペナルティを受けているのか、何が良いのかが可視化できるのである。これらのツールが全て無料で使えるのでとても重宝している。本業でマーケテイングコンサルタントをしている経験から言っても、これらのツールで良いスコアが出ると検索順位は上がりやすく、ペナルティを受けると、検索順位が下がっていく。これだけ良いツールなので、多くの方が利用している。

しかし意外なことに、Web開発の開発要件にこれらのツールのスコアが入ってきていないように思える。要件としては機能とデザインが中心であり、性能についての用件を聞いたことがあまりない。

デザインに凝れば凝るほど表示スピードが落ちていくのだが、凝れば凝るほど高い金額で受注できるので、業者が性能について言及しないのかもしれない。ユーザ側がこれらのツールを知らないため、要件に入れないのかもしれない。原因は定かではないが、私ははっきり言いたい。開発要件にGoogleツール群のスコアを入れるべきだと。

経験上、様々なサイトを見ているのだが、多くのサイトでペナルティを受けているのが表示速度である。実はこれらはKUSANAGI上で構築すればすぐに解決するようなことも多い。そして、プライム・ストラテジーのようなプロフェッショナルな会社がチューニングすれば、さらに高速化していくのだ。

ちなみに私の会社Webサイトは鈴与シンワートS-Portクラウド+KUSANAGI(標準)+WordPressでPageSpeed Insightsスコア98を出している。KUSANAGIを導入するだけでも速いのだ。

※ PageSpeed Insightsスコア98 の話はこちらを見てほしい。

サイトの表示速度が向上すれば閲覧者の満足度も上がるし、表示速度が落ちれば閲覧者は不満を感じ、離脱していくのだ。今後、Webサイト構築を検討していくお客様へ、要件に是非、PageSpeed InsightsやTEST MYSITEのような速度計測ツールのスコアを要件に入れてみてはどうだろうか。

KUSANAGIは無料で使える超高速実行環境である。興味がある方は是非以下のサイトも見てほしい。

KUSANAGI https://kusanagi.tokyo/


Post Author: 吉政忠志

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当社社長の中村けん牛のプレゼンを聞いてひとめぼれし、2014年1月から当社のマーケティングに携わり、その後、取締役に着任。現在は顧問となる。一般社団法人PHP技術者認定機構 代表理事、一般社団法人Rails技術者認定試験運営委員会、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事、BOSS-CON JAPAN 理事長を兼任