完成してみたら超遅いWebサイトなんでことはよくある。なんでそんなことになるのか。その対応方法とは。

完成してみたら超遅いWebサイトなんでことはよくある。なんでそんなことになるのか。その対応方法とは。

喜劇のような悲劇の話であるが、完成してみたら超遅いWebサイトはよく生まれてしまう。

Webサイトの表示速度が遅いと、Googleが掲げる優良なサイトの条件に反してしまうので、検索順位は下げられてしまう。

考えてみれば当たり前だが、以下のようなWebサイトをGoogleが検索順位を下げる傾向がある。

・表示速度が遅いサイト
・検索キーワードに関連したコンテンツではない(キーワードだけ張り付いていて、内容が違うなど)
・わかりにくい・読みにくいサイト
・やたら長いサイト(昔は長い方がSEO上は良かったのだが、今はMFIというモバイルでアクセスしたときに、読みやすいか、分かりやすいかが検索順位を決めるので、長すぎるのはNGだ。誰もがスマホで長文を読みたくはないはずだ。)

なぜ上記のようなWebサイトの検索順位が下がるのか。それは、Googleという検索サービスを使ったお客様が、その検索結果であるWebページが、遅かったり、分かりにくかったり、やたら長かったりした場合、「なんだよー!Googleで検索しても良いコンテンツが検索できないじゃん」となり、Googleの検索サービスの評価が下がるからである。

それゆえに、GoogleはCONTENTS IS KINGを掲げているのである。CONTENTS IS KINGは「コンテンツが王様」という意味なのだが、もう少し分かりやすく言えば、いいコンテンツ(内容、見やすさ、ストレスがなく表示されることなど)が重要という意味なのである。

で、話を表題の「完成してみたら超遅いWebサイトはなぜ生まれるのか。」という話だが、多くのWebサイトはサイト完成まで、外部からアクセスできないようにロックをかけて、構築する。ロックがかかっているので、Googleの速度測定ツールが使えないのだ。そして、サイトが完成して、ロック解除して、いよいよGoogleのツールが使えるようになる。で、測定してみたら、「めっちゃ遅い」なんてことになってしまうのだ。

慣れた人であれば作っている最中におおよそ遅くなりそうかはコンテンツを見ればわかるのだが、デザインが強く、システムに疎い人が作ると、見栄えは良いのだが、遅くなることがある。

また、お客様もパソコンでチェックすることも多いので、「きれいで速いサイトができました。ありがとうございます。」などと言ってしまうことがある。また、Web制作会社も制作会社で「速度とデザインの美しさはトレードオフです。きれいなサイトを作ろうと思えば、どうしてもサイトが重くなってしまいます。」などと言ったりもする。まさに喜劇な悲劇である。世の中には美しくて速いサイトはいくらでもある。つまり、そのWeb制作会社が超高速で美しいサイトの作り方を知らないだけなのだ。デザイン系が得意なWeb制作会社は超高速化が得意なプライム・ストラテジーと組んだ方がいいと手前味噌ながら思う。デザインとシステムは別々の専門領域なのだから。

美しくて高速なWebサイトはKUSANAGI事例集を見てほしい。
https://www.prime-strategy.co.jp/achievements/

さて、表示速度のチェック方法の話をする。実際にパソコンやスマホでチェックして遅いと話にならないのだが、Googleの検索順位を気にされるのであれば、以下のツールで最低限チェックするべきだ。Googleが検索順位を決めるので、Googleのツールを使うのが一番正しい判定を見れるのだ。

PageSpeed Insights https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=JA

(ページ単位で測定するツール。特に重くなりがちなトップページや、重そうなページをこのツールで見ると良い)

TEST MY SITE  https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/feature/testmysite/

(サイト全体の速度を図るツール。2019年9月現在で、エラーになり測定することができないことがある。エラーが起こりやすいのだ。サブドメインのサイトなどは測定できないことが多い)

これらのツールで「遅い」判定を受けてしまうと、Googleからペナルティを受けているという話になり、検索順位が上がりにくくなる。

そういう時は以下のサービス「WEXAL® Page Speed Technology」を利用すると良い。

「WEXAL® Page Speed Technology」の導入によりWebサイトのモバイル表示・PC表示が高速化する。「WEXAL® Page Speed Technology」は適用対象となるWebシステムのソースコードに改変を加えない技術であり、また有効無効を瞬時に切り替えることができる。

一例であるが、速度測定の結果は以下のように現れる。

興味がある方は、以下のサイトを見てほしい。どれくらい速度が速くなるか問い合わせ見ると良いと思う。

https://www.wexal.jp/

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