マーケティングの仕事をして25年になる。マーケティング希望の若者に「マーケティングの仕事は9割が雑用で1割に華やかな仕事がある。」と言っていた。実際にそうだった。ただ、振り返ってみてこの雑用の仕事の割合がマーケッターのその後の成長に大きな影響を与えると感じるようになった。
仕事を雑用と収益に直結する仕事に分けたとき、雑用率が高い若者は収益に貢献する能力が伸びないのは当たり前である。雑用100%のマーケッターがいたとすれば集積貢献の能力が伸びないので、給与が上がらなくなるのは当然である。
とはいってもマーケティングの仕事は地味なものも多い。ただその地味な仕事にも収益につながる地味なものとそうでないものがある。後者ばかりを社員のマーケッターにさせると、将来がかすんでくるのでやめた方がいい。
日本全体が右肩上がりの時代はそれでもよかった。市場が頭打ちな今後において求められるのは、効率的な収益確保である。会社で最も大きなコストである人件費を最大限に活用するのは、社員の収益化である。社員は給与以外に社会保険などなど、給与以外のコストもかかり、大きな負担である。また自社商品を一番理解しているのは社員なので、社員を収益に直結する仕事に集中させるのが投資対効果を上げる有効な方法である。
さて、Webマスターはどうだろうか。クラウド管理、CMSなどのアプリ管理、など、収益に直結しない仕事が結構ある。収益に直結する仕事は有益なコンテンツのディレクションと作成である。それ以外はすべて収益に直結しないといってよい。これらの仕事を外注しないと、Webマスターの収益能力が伸びない。結果的にそのWebマスターの将来もしぼんでしまう。
数年前まで、OS以下のレイヤー(クラウド含む)はネットワークインテグレーターに依頼して、CMS以上はWeb開発会社に委託する時代があった。今の時代ではSEO的なものも求められるので、雑用的なSEO作業も発生している。
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