Google先生はWordPressがお好き。WordPressがSEOに強い理由とは?


事例取材担当 菱沼です。

前回のコラムでは、Webサイトの表示速度について、データを元にまとめさせていただきました。Webサイトの表示速度は、ユーザーの滞在時間や遷移に非常に影響が大きいため、できる限り対応をしていきたいですね。

WordPressを高速化したいとお考えの方は、ぜひこちらのページもご覧ください。WordPressを高速化させる方法が公開されました。

https://www.prime-strategy.co.jp/19944/

さて、今回は、SEOについて考えていきたいと思います。

検索エンジンとSEOの現状を改めてまとめた上で、WordPressがなぜGoogleのSEOに強いと言われているのか、その理由についても探っていきたいと思います。ご存知ことばかりだとは思いますが、最後には事例もご紹介しますので、どうぞお付き合い頂ければ幸いです。

■世界トップシェアはやっぱりGoogle先生

今やSEO対策をしていないサイトはほぼないと思います。

現在、検索エンジンの世界的なトップシェアを獲得しているのはGoogleで、75%を超えています。2位以下のBingやBaiduは9%台、Yahoo!を含めた4位以降は3%以下です。

参考:BingとBaiduが拮抗-5月検索エンジンシェア(マイナビ)

また、日本国内で限定すると1位がGoogle、2位はYahoo!、3位以下にBingやBaiduだったようです(2016年調査)

参考:検索エンジンシェア1位は?日本と世界のランキング推移比較

そういえば、まだGoogle先生が今ほどのシェアを獲得していなかった(と思う)頃、うっすらと記憶にあるのは、エンジニアなどの技術職系や若い人はGoogle派、管理部門やおじさま達はYahoo!派に分断しているのだ、といったようなことを誰かが言っていたような記憶があります。今はどうなんだろうと思って調べたら、Yahoo!は男性より女性の利用が多く、Googleは若年層の利用者が多く、年齢層が上がるごとにYahoo!の利用者が増加していました。また、女性はGoogleとYahoo!の利用に差が結構ありますが、男性はほぼ差は無いようです。(2015年調査)(職業別でも傾向はあったりするんでしょうか…。)

参考:Yahoo!派?Google派?検索サイト利用実態レポート

さて。このように、日本国内ではYahoo!の利用者も結構いますが、だからと言ってGoogleとYahoo!のSEO対策を別々にする必要はありません。なぜならYahoo!は2010年にGoogleの検索エンジンを採用していますし、さらに、2018年にはYahoo!カテゴリを終了させているため、Yahoo!向けの何かをする必要はなくなりました。

ちなみに、GoogleとYahoo!の検索結果の順位は、同じ検索エンジンであるためほぼ同じですが、微妙に違うことがあります。それはクロールのタイミングの違いや、Yahoo!では関連ページを表示させていること、Googleはパーソナライズ検索機能があることなどが影響しています。

■Google先生はWordPressさんがお好き?

さて、そんなSEO対策において、あちこちから熱い視線を浴びているGoogle先生。WordPressがGoogleのSEO対策に強いという噂は本当なのでしょうか?

その前に、GoogleのSEOで重視される点を超ざっくり書いてみます。

  • 強化したいキーワードに対して、コンテンツの中身が有益な情報になっている
  • Googleがコンテンツを見つけられるようになっていて、サイトの構造が整理されている
  • Webサイトの表示速度が速い

(超ざっくりで申し訳ないのですが、詳細はSearch Consoleや専門家にご確認下さい。)

さて、WordPressは本当にGoogleに強いのか?それは、Googleの開発部門責任者であり、スパム対策チームのリーダーでもあるMatt Cutts氏が、以前、WordCamp San Francisco 2009で残したコメントが答えでしょう。

“WordPress is a great choice”

“WordPress takes care of 80-90% of (the mechanics of) Search Engine Optimization (SEO)”

(WordPressは素晴らしい選択です。WordPressは検索エンジン最適化(SEO)に必要な手法の内、80~90%に対応するように作られています。)

参考:Straight from Google: What You Need to Know  Matt Cutts WordCamp May 30, 2009

講演動画:https://videopress.com/v/lAZUouJF

Googleは、WordPressがSEOに最適であることを認めており、今後の開発動向にも注目しているようです。2018年1月に公開されたGoogleのDeveloper Advocate であるAlberto Medina氏のブログでは、GoogleがWordPressの成長をサポートするためにWordPressエンジニアを探しているとも書かれていました。(参考:WordPress @ Google: Part I

それまでにも公式プラグインの提供は行われてきましたが、今後、よりWordPressがGoogleでのSEO対策面の強化がされていく可能性が高いと考えられます。

■確かにSEO対策に強いけど設定しないと意味がない。

さて、そのWordPressですが、インストールしたらSEO対策は完了!…というわけはなく、当然、設定が必要です。

WordPressの強みと言えば、カスタマイズ性の高さと、プラグインやテーマの豊富さではないでしょうか。SEOに強いとされるテーマは数多く販売されていますし、SEOに役立つプラグインもたくさんあります。(プラグインを選ぶ際は、バージョンアップがされているかのチェックもお忘れなく!)

有名どころではAll in One SEO PackやYoast SEO、SEO Pressなどでしょうか。SEOツールではありませんが、Googleにサイトマップを送信してくれるGoogle XML Sitemapsの利用者も多いと思います。

ただ、WordPressもSEO対策上、不利な点があります。そう、利用していくうちに速度が低下してくるという点です。

この速度を改善させるために、その原因を調べたり、キャッシュを削除したりといったプラグインは確かに存在しますが、動作しているプラグインの数が多くなれば重くなる可能性はありますし、何よりセキュリティリスクがアップします。

そして、プラグインや手動で改善できなくなった時、インフラスペックの見直しを検討されると思います。

確かに、インフラ選びは重要です。現代ではTwitterやインスタグラムなどのSNSや、テレビによる紹介によって急激なアクセス増が発生する可能性は非常に高く、そうしたアクセス増にWebサイトがのっているサーバが耐えられなければサイトダウン(503エラー)します。サイトダウンを繰り返せば、Webサイトに対する検索エンジンからの信頼性は低下するため、検索順位にも影響が出ます。

その為、サイトの運営者としてできることと言えば、信頼性(稼働率)の高いホスティング事業者を探し、適切なサーバや回線のスペックを選択し、それに見合うお金を払えば何とかなる面はあります。

ですが、余裕がありすぎる構成はコストが跳ね上がりますし、スケールアウトを利用したとしても不安は残ります。そもそものシステム面での根本的な原因への対策ができなければスペックを上げ続ける必要が出てくるかもしれません。

そこで、WordPressのインストール時に、KUSANAGIを一緒にインストールしておくと、高速化に必要な処理をKUSANAGIが実行します。結果、サイトのパフォーマンスがアップしたため、インフラコストの抑制に成功したという事例がありました。

KUSANAGIは主要なホスティング事業者と提携しており、無料で利用できますので、ぜひ一緒にご利用ください。提携していない事業者のものであっても、ご自身でインストールすることも可能ですので、ぜひドキュメントを見ながらチャレンジしてみてください。インストールに悩んだ場合は、お気軽にお問合せくださいね。(提携クラウド事業者

では最後に事例のご紹介です。

利用していたCMSがスマホ対応やSEOの強化が難しかったため、WordPressに乗り換えることにしたウィット様の「あすけん」。WordPressにしたことで課題を解決でき、SEOの効果も出て順位が上昇したとのことです。またKUSANAGIと公式サポートサービスの利用によって、急激なアクセス増が発生しても安心して運営できるようになったとのことです。ぜひご一読ください。

■「ウィット様 あすけん」事例のご紹介

WordPressに強い業者を調べてみると「プライム・ストラテジー」の名前が上がりました

【課題】

  • 以前使用していたCMSがスマホ対応、レスポンシブ対応、SEO強化が難しかった
  • 当時のCMSでは記事を書く栄養士の方が更新をするには難しかった
  • 急激なアクセス集中時にパフォーマンスの不安があった

【効果】

  • 通常の10倍以上のアクセスがあった場合でも安心できるようになった
  • SEO効果があり検索順位が向上した
  • セキュリティの向上
  • プラグインのバージョンアップなどを任せることで運用に関して手離れがよくなった

【お客様コメント】

現在、約10名の栄養士の方に毎月20本程度の記事を書いていただき、自社で編集した記事をWordPressに掲載していますが、リテラシーを問わず誰でも簡単に更新ができるようになりました。プラグインも使いやすく、SEO対策も効果が出ており、WordPressに乗り換えてよかったと思います。

https://www.prime-strategy.co.jp/achievements/jirei_asken/


Post Author: 吉政忠志

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当社社長の中村けん牛のプレゼンを聞いてひとめぼれし、2014年1月から当社のマーケティングに携わり、その後、取締役に着任。現在は顧問となる。一般社団法人PHP技術者認定機構 代表理事、一般社団法人Rails技術者認定試験運営委員会、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事、BOSS-CON JAPAN 理事長を兼任