冗長構成+KUSANAGIマネージドサービスで、より安定したWebサイト運営へ

冗長構成+KUSANAGIマネージドサービスで、より安定したWebサイト運営へ

こんにちは、吉政創成 菱沼です。

Webサイトの表示速度が遅いと離脱率が上がるという問題は皆さまよく知るところです。

今回ご紹介する事例では、WordPressを利用している中で、サイトの表示速度の問題と、セキュリティアップデートへの対応が負担になっていたという課題を、KUSANAGIマネージドサービスで解消したというものになります。

■サーバーに高負荷、Webサイトの表示遅延とセキュリティ対策に懸念

この事例の企業ではWebサイトを更新しやすくするという目的からWordPressを採用していたそうです。ただ、サーバーを1台構成にしていたことで、負荷がかかりすぎてWebサイトの表示が遅延しがちだったために、離脱率が高かったのだとか。また、WordPress側のアップデートだけでなく、サーバーサイドのセキュリティアップデートへの対応も負担に感じていたとのことで、解決策を探したところ、親会社が利用していたKUSANAGIを知り、検討することにしたそうです。

最終的に、サーバーを冗長構成にした上で、KUSANAGIを採用したことによって、処理の最適化と高速化を実現し、速度面の課題を解決しました。さらにマネージドサービスにしたことで、WordPressやサーバーサイドのセキュリティ対応をプライム・ストラテジーに任せられるようになり、インフラ面での懸念点を解消することができたと言います。

■膨大なデータを扱うWebサイト、サーバー負荷の軽減と最適化で安定運用へ

Webサイトの表示速度の遅延が、離脱率や直帰率に直結してしまうということについては、2017年にGoogleが公開した調査結果がありますので、皆様ご存じのことかと思います。

引用元:Find Out How You Stack Up to New Industry Benchmarks for Mobile Page Speed

今回の事例では、サイトのコンテンツが多く、アクセスが集中してしまうと、サーバー側の負荷が高まっていたことに原因がありました。データサイエンティストの方が多く所属されていること、データを活用されているということですので、データ量はかなりな量があったのだと思います。

KUSANAGIを導入するにあたって、KUSANAGI自体がWebサイトの処理の最適化を行いますので、処理速度が速くなりますが、それだけでなく、サーバーも冗長構成して、Webサーバーにかかる負荷を軽減することにしたようです。結果、Webサイトの遅延を防ぐだけでなく、サーバー1台ダウンしてもWebサイトが継続できる、より安定したWebサイト運営を実現できたとのことでした。

■KUSANAGIのマネージドサービスでWebサイトの運用負担を軽減

また、KUSANAGIを導入した目的のひとつに、WordPress側(プラグイン含む)とサーバーサイドのセキュリティアップデートへの対応を含めた運用作業を任せたいというものもあったようです。

Webサイトの運用も大切なものではありますが、忙しい業務の中で、セキュリティを含めてみていくというのはなかなか大変なことだと思います。KUSANAGIマネージドサービスの導入で、プライム・ストラテジーがインフラ面も含めて運用していくことになったため、懸念する部分がなくなり、本来の業務に集中できるようになったと考えて頂いているようです。

今回ご紹介した事例は以下よりご覧いただけます。興味がある方は是非ご一読ください。

サイト運用におけるインフラ・セキュリティ課題をKUSANAGI導入により解消

<課題>

  • 従来のWebサイト運用ではインフラ側の課題があった
  • 社内のWebサイトセキュリティ対応体制が整っていなかった

<効果>

  • 安定したサイト運用と、社内でも安心してサイト更新ができるようになった
  • セキュリティ対応とその体制構築ができた

<お客様コメント>

KUSANAGIの高速化処理でサーバー処理もかなり効率化できたと思います。更に複数台のサーバー構成をとっていることによって、サーバーダウンでのサイト閲覧ができなくなるというリスクはないですし、とても安定したと思っています。これに加えて、今まで大変だったWordPressやプラグイン、サーバー側のセキュリティ対応もマネージドサービスで対応いただいているのでインフラ面での懸念点はほぼなくなりました。

https://www.prime-strategy.co.jp/achievements/datumstudio

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