事例取材担当の菱沼です。今回は新着事例、ファミリーマート様のFit&Goをご紹介します。
ファミリーマート様はファミマプリントのサイトでもKUSANAGIを採用しています。今回のFit&Goは、ファミリーマート様の新サービス、コンビニ一体型フィットネスジムのサイトです。
■コンビニ事業者初参入!24×365営業のフィットネスジム
現在、5店舗を展開しているFit&Go。コンビニの2階にフィットネスジムが作られており、コンビニ同様、24時間営業しています。1階のコンビニでは、タオルやプロテインなど、運動するときに役立つグッズも販売されており、Fit&Goの専用アプリにはコンビニで利用できるクーポン券も配信されるなど、コンビニの強みが生かされたフィットネスジムです。
立地はどの店舗も駅から5分以内の場所にあり、会社帰りにちょっと運動して帰るという方も多いそうです。パーソナルトレーナーを依頼することも可能ですが、専用アプリの中に、マシンの利用方法と目的別のトレーニングメニューが用意されているため、一人でも十分な運動ができるようになっています。
Fit&Goのサイトは、当初は簡易的なサイトを用意しただけでしたが、店舗数を増やすにあたって、リニューアルを行い、メンテナンスにかかるコストや手間を軽減させるような造りにしました。また、同社のサイトには会員登録機能があるため、表示速度の遅さは信頼性の低下や会員の取り逃がしにつながるため、ファミマプリントのサイトで高速化の実績があったKUSANAGIが採用されています。
■ECサイトなら1秒遅れでコンバージョン7%減少する
さて、会員の取り逃がしを防ぐためにも表示速度を速くする、という点についてです。
表示速度がユーザーに与える影響に関して、以前、「サイトの表示に5秒で38%が逃げる!?サイト表示速度を改めて考える」の記事で書かせて頂きましたが、会員登録系でも調査データがないかなと探してみたところ、ECサイトでの購買と表示速度に関する調査ですが、こんなデータがありました。
How Loading Time Affects Your Bottom Line
この調査結果では、ECサイトの表示速度が3秒かかると40%が離脱し、読み込みが1秒遅れるごとに顧客満足度が16%低下、パフォーマンスに不満を感じた場合、約8割のユーザーがそのサイトで再度購入をしないという結果でした。また、ページの表示速度が1秒遅れるとコンバージョンが7%減少する可能性があると言います。
つまり、購買意欲が低下してしまうということになりますが、これは会員登録にも通じる部分があるのではないかと思います。速い方が会員登録しやすい。うん。確かに。遅いと会員登録しない。ただでさえ会員登録って面倒くさいのに、遅いなんて余計にやる気でない。(私だけじゃないですよね…?)
というわけで、Google先生的な都合で言っても速い方がいいわけですが、コンバージョンという意味で見ても、速い方が望ましいことは確かなようです。
さて、最後にFit&Goの事例の概要をご紹介します。
■事例の概要をご紹介
ファミリーマートのフィットネスジム「Fit&Go」、たった2週間で安定性の高いサイトへリニューアル
<課題>
- 新店舗の開店にあたり、ホームページの店舗情報を社内担当者が追加できるようにしたかった。
- 安定したサイト運営を行えるようにしておきたかった。
<効果>
- WordPressを活用することで、社内担当者でも簡単に店舗情報を追加できるようになった。
- サイトリニューアルを2週間という短期間で実現できた。
- 社内で情報を追加できる仕組みにできたことでコスト削減につながった。
- KUSANAGIの導入により、安定したサイト運営をできるようになった。
<お客様コメント>
舗数を増やしていくにあたり、このままではいけないとなって、新しいホームページを作りましょうとなりました。一店舗開店するごとに毎回追加依頼するのは効率が悪いのと、今まで全部ベンダー丸投げでやっていた運営を、極力社内でやりましょうという会社の方針もあり、CMSを使ってやるということを前提に制作会社を探しました。『ファミマプリント』のサイトでは、プライム・ストラテジーにお任せしてからサイトも落ちなくなりましたし、安定した運用ができるようになったので、新規事業でも同じようにサイトを作ってもらえればと考えました。https://www.prime-strategy.co.jp/achievements/jirei_fgfamima/